セキドの最新事情
ロボットやラジコンを動かすのに欠かせない、小さな力持ち！
自由自在に動かすために、無限大の組み合わせ！パーツはとっても奥が深いです！
「ラジコン」といえば、みなさんは何を思い浮かべますか？車やヘリコプター、飛行機、ヨットなど種類はそれぞれだと思いますが、もう少しミクロで見ていくと、ボディやホイール、プロペラ、送信機などパッと目立つパーツ類がイメージされるのではないでしょうか。人に関しても、まず顔や服装など外見が目に飛び込んでくるのは間違いありません。しかし、実際にその人の魅力を醸し出しているのは、筋肉、血液、脳髄などずばりその体の内側、内面ではないでしょうか。そう、ラジコンもそこは完全に同じです。車体の内側で、重要な機能を担っているESC（アンプ）やモーター、サーボの選択こそがあなたのマシンの独自性を形成するのです。それらは筋肉や血液、関節のように、全てのパワーの源泉たるパーツであり、決しておろそかにはできません。マシンの外観自体のカッコよさはもちろん大事ですが、やっぱり1番は走り自体の美しさをどう追求していくかなのです。とはいえ、そのメタリックな質感やフォルムも、じーっと眺めていると、なんとなくカッコよく見えてくるから不思議ですね。
各パーツのはたらき「モーター・ESC編」
小型ながら重量感があるパーツがモーターです。冷たくずっしりとくる感触がなんともたまりません。月並みですが、超合金のおもちゃに似た存在感です。ラジコンカー用のモーターには大きく分けて2種あり、初心者用の「ストックタイプ」と上級者向けでスピードの速い「モディファイドタイプ」で、大会ではモーター種別にレースが開催されます。ESC（アンプ）と呼ばれるパーツは脳髄の同じ役割を担っています。送信機のスロットル操作に応じて、バッテリーの電圧を高速でオン・オフ制御して、モーターの回転をコントロールします。ブースト機能でモーターのトルクをアップ、ターボ機能ではモーターの回転数をアップさせ、最高速を伸ばすことが可能です。「HOBBYWING」はモーター、ESCを中心に水・陸・空、全フィールドのパーツを網羅し、「世界最速の男」ブルーノも愛用するトップブランド。2019年も続々新商品がリリースされる予定です。乞うご期待！
各パーツのはたらき「サーボ編」
なんとも云えない長四角い形のやつがサーボです。サーボにはサーボモーターが内蔵されており、受信機からの制御信号で回転する向きやスピードが決められ、サーボホーンを作動します。ラジコンカーでは、サーボホーンはステアリング機構と連結されており、進む方向を制御するのに用いられます。このように少し複雑な動作を行うのに、サーボは不可欠なパーツです。無理やり人体で例えるならば、関節が近いかもしれません。「SAVOX」はブランド名からも分かるとおり、サーボ（人体でいえば関節部分）のスペシャリスト。本社は台湾にある新進気鋭の精密機器メーカーで、台湾第三の都市台中に本社を構え、近くには「台湾のウユニ湖」と呼ばれる高美湿地があります。
その他のパーツたち
その他にも多種多彩なパーツが存在し、ラジコンの世界を奥行きのある味わい深いものに仕立てています。しつこくなるのでここでは紹介はしませんが、細かく凝り始めれば、どんどん自分好みにオリジナルマシーンを作り上げていくことができます。ラジコンパーツは機能性が非常に高いため、各方面で活躍できるポテンシャルがあります。ロボットはそれこそ関節だらけですから、サーボが重要な役割を担います。ロボット向けのサーボも開発されていますが、レース用のサーボでも十分ガシャガシャッと応用可能です。むか～しラジコンを楽しんだおとなたちも、乗り物好きのちびっ子たちも、実物のマシーンを操作する悦びを今一度求めてみてはいかがでしょう。本物のヘリを購入したり、クルマのアクセルを最高速度まで踏み込んだりすると後々大変ですが、ラジコンならば思い切った操作ができますし、びっくりするくらいダメージも浅いです（それでも重大な事故につながる可能性があるため、安全第一で事前の車両点検は怠らないようにしましょう）。2019年は、心臓の役割を担うバッテリーのブラッシュアップを目標に頑張ります！
2018年のセキド事情を総ざらい！
